英米文化学会第171回例会


※第171回例会はハイフレックス開催の予定です。

オンラインで参加ご希望の方は大学教育研究フォーラム作成の

聴講者向けZoomマニュアル(簡易版)

をご一読ください*。

詳しいZoomマニュアルをご希望の方は下記リンクを参照してください。

Zoomマニュアル_配布用(大学教育研究フォーラム)


また詳しい参加方法に関しては、当ページ内

参加方法

をご覧ください。

* ... 大学教育研究フォーラム作成マニュアルを
許可を得て使用させていただきました。



配布資料(ハンドアウトなど)


公開までお待ちください

ファイルを開く方法
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新しいタブもしくは専用のリーダーでファイルを開くことができます。

ファイルをダウンロードする方法
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◆英米文化学会 第171回例会のお知らせ 
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                (例会担当理事: 河内裕二)

日時:2023年11月11日(土)午後3時00分〜4時30分
午後2時30分受付開始
場所:日本大学文理学部 オーバルホール(図書館3階)&Zoom*
(東京都世田谷区桜上水3-25-40)
日大文理学部公式サイトによるキャンパス案内

【京王線・東急世田谷線】 下高井戸駅 下車 徒歩8分
【京王線】 桜上水駅 下車 徒歩8〜10分
【小田急線】 経堂駅 下車 徒歩20〜25分


*日本大学文理学部オーバルホールを会場として使用し、
同時にオンライン(Zoom)のよるハイフレックス開催の予定。

対象:会員および事前申し込みをされた非会員

参加方法:
会員には前日までにメールでミーティングIDとパスコードをお送りします。

非会員で参加を希望される方は、お名前とご所属を明記し参加希望のメールを事務局MichioTajima(at)SES-online.jp (注:@を(at)に書き換えてあります)までお送りください。ミーティングIDとパスコードをお伝えします。

参加者は「聴講者向けZoomマニュアル」(上記リンク参照)をご参照いただき、開催時間にお伝えしたミーティングIDとパスコードでご参加ください。(マニュアルは大学教育研究フォーラムが作成したものを許可を得て使用させて頂きました。)

ご不明なことがございましたら事務局までメールでお問い合わせください。



開会挨拶
(3:00−)
    英米文化学会会長 君塚淳一 (茨城大学)     

研究発表
ナサニエル・ホーソーンの『緋文字』における「魂の傷」
(3:10−4:00)

    発表 中村一輝(東洋大学)
    司会 河内裕二(尚美学園大学)





閉会挨拶
(4:00−)

    英米文化学会副会長・事務局長 田嶋倫雄 (日本大学)

事務局からの連絡





研究発表抄録

ナサニエル・ホーソーンの『緋文字』における「魂の傷」
中村一輝(東洋大学)


 19世紀に活躍したナサニエル・ホーソーン (Nathaniel Hawthorne, 1804-1864) の『緋文字』(The Scarlet Letter: A Romance, 1850) には、後にF. スコット・フィッツジェラルド (F. Scott Fitzgerald, 1896-1940) がエッセイ『崩壊』(The Crack-Up, 1931) や長編小説『夜はやさし』(Tender Is the Night, 1934) で、人間のもろさを描く文脈において使用する「ひび」(“crack”) という言葉の原型が既に描かれている。
 『緋文字』では作品中で「人間のもろさと悲しみの物語」(“a tale of human frailty and sorrow”)という言葉が語られる。その言葉は作品それ自体を的確に物語っているが、言い換えれば、ディムズデール牧師とチリングワース医師との対話にある「魂の傷」/「魂の悩み」(“the wound or trouble in your soul”) であると言ってもよいだろう。
 本発表では、フィッツジェラルドをコンテクスト (切り口) として、ホーソーンの『緋文字』を考察し、「魂の傷」(「人間のもろさ」) の物語の根底には、結婚/ 宗教 /職業の問題があったことを明らかにする。






















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